標準版家族心理教育研修会のご案内
心理教育・家族教室ネットワークでは平成21年度より当ネットワークが認定したインストラクターが、家族心理教育を効果的に実施できる人材を幅広く育て、広く心理教育の普及を図ることを目指して標準化した研修会を開催する標準版家族心理教育研修会とインストラクター認定制度をスタートしました。
標準版家族心理教育研修会
概 要
研修会の対象: | 心理教育の初級者。職種を問わない。 |
研修会の目標: | 精神医療、精神保健についてある程度専門家として経験がある人が、援助があればひとりで家族心理教育ができるようになることを目標にする。 |
研修内容: | 主として医療機関で行う、統合失調症の家族のための心理教育の実施目的、内容、実施方法の研修。 |
研修スタッフ: | 最低限としてインストラクター1人、協力者1人を想定。 |
研修会参加人数の 目安: |
40人程度 |
研修会の進め方: | 講義とグループによる家族心理教育の ロールプレイ |
実施時間数: | 休憩を除く合計11時間。 |
家族心理教育を初めて実施する人や、始めてみたけれどあらためて基礎から学びなおしたい人、つまり“初級者”の方々が、家族心理教育の基礎的な知識と実施方法を学ぶための研修会です。この研修会は、主として統合失調症に関する家族心理教育に焦点を当てたもので、心理教育ネットワーク関係者のこれまで積み重ねられた家族心理教育研修会の実践や、専門家としての経験に基づいて、幅広くわが国で行われている研修会の共通部分を取り出したものです。 国府台モデルを中心とする日本版ツールキットプロジェクト、そして米国版EBPツールキットの家族心理教育も参考にしています。